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事業内容BUSINESS

STRUCTURE構造物調査

非破壊検査

非破壊検査とは、”物を壊さずに”その内部の傷や、表面の傷、劣化の状況を調べる検査技術のことです。
昨今、環境保護のために今ある建築物や各種設備について、可能な限り長期間にわたって利用することの重要性が説かれています。それらの安全性を確認しながら維持することによって、廃棄物を極力減らすことができるのです。
非破壊試験は、素材からの加工工程及び完成時の製品の検査、設備の建設時の検査などに適用することにより、製品や設備の信頼性を高めて寿命を延ばすことに役立っております。また保守検査の一環として非破壊試験を適用することは、使用中の設備などを長期にわたって有効に活用することにつながります。
この結果、廃棄物を減らせる非破壊試験は、自然環境を維持するために非常に有効な技術です。このように、非破壊試験は社会の安全を確保するための技術の一つであり、今後ますますその重要性が高まると考えております。

国土交通省大臣官房技術調査

【微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定試行要領(案)】
試験法 補修の要否 試験可能時期 試験実施必要条件
微破壊 外部供試体 不要(美観等の問題により必要な場合もあり) 脱型直後から可能(注1) 必要水平幅として外部型枠
寸法+100mm以上
18.0N/mm2~130N/mm2
Gmax40mm以下SL8cm以上(注3)
内部供試体
(小径コア)
必要 強度10N/mm2以上より可能(注2) 部材厚さとしてコア直径の2倍以上 70.0N/mm2以下普通骨材Gmax
40mm以下
非破壊 超音波法 不要 脱型直後から可能(注1) 必要幅として1,000mm以上
(探触子設置間隔)
特になし
衝撃弾性波法 必要幅として450mm以上
(探触子・ハンマー間隔)
厚さ100mm以上
幅200mm以上
長さ450mm
または700mm以上

注1) 現場の工程に支障の及ばない範囲において、可能な限りコンクリート材齢28日に近い時期
注2) コンクリートの配合によるが目安として打設日から1週間以後
注3) スランプ8cmは購入時に指定する値であり、測定値は許容の下限値である5.5cm以上のコンクリートを使用

【非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領(案)】
■橋梁上部工

電磁波誘導法

■橋梁下部工

電磁波レーダー法

■重要構造物のボックスカルバート工

電磁誘導法、電磁波レーダー法

■コンクリート構造物(橋梁・函渠・建築物等)

コンクリートの透気係数

1.用途
・新設コンクリート構造物等の品質管理 ・カバーコンクリートの品質管理
・表面改質材や表面塗布材の効果の確認 ・塗膜性能の確認
2.手法
試験機のセル内の空気を真空ポンプを使用して吸い上げた状態の圧力をゼロとし、その圧力が一定時間でどれだけ浄書するかを測定し、KT値を求めます。

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