材料試験・コンサルティング

Material
材料試験

コンクリート構造物の安全性を確保するには使用材料の品質が重要な要素の一つと考えられ、東京都をはじめとする行政では、建設工事における施工品質の確保を目的に中間検査・完了検査制度を制定し、有効かつ合理的に機能するよう指導を行っています。
その中、当社では工事現場に納入されたフレッシュコンクリートの品質検査を施工者及び建設関係者に代わって実施。さらに上記制度の提出必要書類一式を揃える業務を行っています。
また当社では、フレッシュコンクリート採取試験会社として一定の技術を確保するため、東京都建築材料試験連絡協議会『高強度コンクリート採取試験会社』の登録も済ませております。

材料試験

材料試験・検査業務

フレッシュコンクリート試験・品質管理

  • スランプ試験

    • スランプ試験

    スランプコーンを引き上げた後に最初の高さからどのくらい下がるかで、フレッシュコンクリートの軟らかさと流動性を調べる方法。スランプ値が大きい(最初の高さからの下がりが大きい)ものは、軟らかいコンクリートということになります。軟らかすぎても固すぎても、分離抵抗性や作業性の面からよくありません。

  • 空気量測定

    • 空気量測定

    コンクリートの中に含まれる目視できないほど微細な空気量を測定します。
    空気量が少ないと作業性が悪くなりますが、密実なコンクリートになります。

  • 塩素物量測定

    • 塩素物量測定

    使用するコンクリートの計画調合に用いた単位水量(W)を使用し測定。測定値と単位水量から、コンクリート中の塩素イオン量を計測します。

  • フロー値測定

    • フロー値測定

    スランプコーンを引き上げた後にどのくらい広がるかで、フレッシュコンクリートの軟らかさと流動性を調べる方法。フロー値が大きい(広がりが大きい)ものは、軟らかいコンクリートということになります。軟らかすぎても固すぎても、分離抵抗性や作業性の面からよくありません。

  • L型フロー試験

    • Ⅼ型フロー試験
    • Ⅼ型フロー試験

    フレッシュコンクリートの流動性を評価する試験です。

  • U型フロー試験

    • U型フロー試験
    • U型フロー試験

    フレッシュコンクリートの流動性・充填性を評価する試験です。

  • Jフロー試験

    • Jフロー試験

    モルタルの流動性を評価する試験です。

  • Pフロー試験

    • Pフロー試験

    モルタルの流動性を評価する試験です。

  • 凝結試験

    • 凝結試験

    コンクリートを練り混ぜてから、時間の経過に伴って流動性を失い、次第に固くなる現象で、コンクリートの硬化時間(始発終結)を測定します。

  • ブリーディング試験

    • ブリーディング試験

    フレッシュコンクリート及びフレッシュモルタルにおいて、個体材料の沈降または分離によって、練り混ぜ水の一部が遊離した量を測定します。

  • 単位水量測定フレッシュコンクリートに含まれる水分量を測定します。

    単位水量測定
    単位水量測定
    高周波乾燥法(電子レンジ法)

    コンクリートをウェットスクリーニングすることでモルタルを採取。そのモルタルを加熱乾燥させ、乾燥前後の質量差から水の質量減少を測定し、コンクリートの単位水量に換算し推定します。

    単位水量測定
    単位水量測定
    静電容量法

    水の誘電率は、その他の物質に比べ著しく大きく、被測定物中の水分量によって誘電率が直線的に変化することを利用した試験方法。誘電率を特性値として計測することで、あらかじめ求めておいた検量線からコンクリートの単位水量を推定します。

    単位水量測定
    単位容積質量法(エアメータ法)

    計画調合上の単位容積質量を基準として、練上ったコンクリートの単位容積質量を測定。その質量の差を水と考えて、コンクリートの単位水量を推定します。

    単位水量測定
    単位水量測定
    中性子(RI)法(RI:ラジオアイソトープ)

    高速中性子線透過型の水分計をポンプ配管に取り付け、配管内を圧送されるフレッシュコンクリートの中を通過する密度と高速中性子の減衰割合を計測することによって、連続してコンクリートの単位水量を推定します。

※フレッシュコンクリート現場試験は「コンクリートの現場品質管理に伴う採取試験技能者認定制度」の有資格者が行います。

硬化コンクリート試験・品質管理

  • コンクリート強度試験(破壊試験)

    • コンクリート強度試験(破壊試験)

    打設時に採取したコンクリート供試体を、圧縮試験機にセットし、垂直方向に荷重を加えます。供試体が破壊されるまでの試験機が示す最大荷重等から圧縮強度を算出します。

  • 曲げ試験

    • 曲げ試験

    コンクリート供試体を、試験機にセットし、3等分点に荷重を加えます。供試体が破壊されるまでに試験機が示す最大荷重等から曲げ強度を算出します。

  • 静弾性試験(ヤング係数)
    ポアソン比

    • 静弾性試験(ヤング係数)

    コンクリート供試体の縦方向の弾性係数を求める試験です。供試体を圧縮試験機にセットし、ひずみ測定器を供試体の軸に対して平行対称に2箇所取り付け、垂直方向に荷重を加えます。供試体が破壊されるまでに試験機が示す最大荷重及び縦ひずみ等から静弾性係数を算出します。

    コンクリート供試体の縦ひずみと横方向ひずみからポアソン比を算出します。

  • 長さ変化試験(乾燥収縮試験)

    • 長さ変化試験(乾燥収縮試験)

    モルタルまたはコンクリート供試体の中心軸の長さ変化をダイヤルゲージを附属した測定器を用いて測定します。

  • マスコン温度測定試験

    • マスコン温度測定試験
    • マスコン温度測定試験
    • マスコン温度測定試験

    マスコンクリート構造物におけるコンクリートの温度応力に起因するひび割れの発生確率、及びひび割れ幅を解析することによってその制御方法を検討します。
    また、解析結果の妥当性、及び施工管理上の資料としてコンクリート内外部の温度を測定します。

鋼材試験・品質管理

  • 引張試験
    静弾性試験(ヤング係数)

    • 引張試験

    鉄筋または鉄骨の試験片を、引張試験機にセットし、試験片の軸方向に引張ります。試験片が通常は破断に至るまでの力を加え、降伏点及び引張強度を測定します。

    鉄筋または鉄骨の試験片の応力-ひずみ関係から静弾性係数を算出します。

  • 曲げ試験

    • 曲げ試験
    • 曲げ試験

    鉄筋または鉄骨の試験片を、曲げ試験機にセットし、試験片の軸に対して垂直に当て治具によって、規定の角度まで曲げます。試験片の湾曲部の外側に裂けきず及びその他の欠点がないか観察します。

  • 超音波探傷試験(UT)

    • 超音波探傷試験(UT)

    鉄筋継ぎ手部や鉄骨溶接部を探触子で走査し、専用器または汎用器に示す反射エコーから、不完全な接合がないか調べます。

  • 単位質量試験

    単位質量を測定します。

    形状寸法

    形状寸法を測ります。

クォリティーは東京都登録試験・検査機関です。

東京都は全国に先駆けて、「建築物の工事における試験及び検査に関する東京都取扱要綱」を定めました。
これは建築物が造られるとき、健全な建築物を構築するために、その過程で様々な検査を行い、中間検査・完了検査時に工事監理者から建築主事等へ建築工事施工結果報告書にて報告することを義務付けたものです。
その検査を行うのは知事登録された試験機関及び検査機関です。
第三者の視点で冷静に判断を行うことで、建設された建築物の構造の健全性、試験・検査結果の技術的担保と透明性、公平性を高めます。
知事登録された試験機関及び検査機関を採用することは、重要な判断材料である、試験・検査結果の技術的担保と透明性、公平性を高めることとなり、また登録申請書に添付する堤出書類の一部を省略できるため、実務上の手続きと審査の軽減にもつながります。
当社は東京都の「建築物の工事における試験及び検査に関する東京都取扱要綱」による「東京都試験機関(A類)、「東京都試験機関(B類)」及び鉄筋継手検査機関として登録された会社です。
一般のコンクリートはもとより、高強度コンクリートの試験にも対応いたします。

東京都試験機関登録書をみる

コンサルティング
Consulting
コンサルティング

最適な建築材料の選定から建設途中の建築材料の検査・報告、性能試験まで、建築物の安全性を確保するために求められる試験は多くあります。そのすべてを各段階で調査会社に依頼し、実施するのは工事に支障をきたすなどの問題がありました。

しかし、最近では東京都の「建築物の工事における試験及び検査に関する東京都取扱要綱」や、建築物の安全に対する施主様の意識の高まりにより、建築材料の選定段階からのご相談をいただくことも増えてまいりました。

当社はこうしたご要望にお応えして、建築物における品質管理のプロとして、建築材料の選定から工事完了後の定期試験まで、一貫してサポートさせていただくコンサルティングを行っています。

建築の当初から参加させていただくことにより、建築材料の試験はもちろん、各工程において万全の試験態勢での対応が可能です。また、試験期間も計算してスケジュールを立てられますので、都度試験をご依頼いただく手間もありません。また、試験結果が出るまでの時間を短縮し、工事をスムーズに進めていただくことも可能です。

  • 1コンサルティング
    •  工事に伴う材料VE検討などのご提案
    •  認定材料(37条など)取得コンサルティ ング
    1 コンサルティング
  • 2設計前検討

    コンクリート品質関係

    •  特殊コンクリート調合設計
    •  温度別の特定養生
    •  静弾性試験(ヤング係数)
    •  ポアソン比
    •  硬化コンクリート及び乾燥収縮試験
    •  拘束膨張収縮試験(A法・B法)
    •  各種コンクリート物性試験
    •  施工実験等の支援

      鋼材品質

    •  引張試験
    •  曲げ試験
    •  静弾性試験(ヤング係数)
    •  断面マクロ試験
    2 設計前検討
  • 3施工計画(初期)
    •  高強度コンクリートの大臣認定試験・申請図書作成
    •  CFT工事施工計画の申請図書作成、CFT工事充填管理
    •  マスコンクリートの温度応力解析検討書(二次元、三次元)
    •  土壌分析(溶出量基準、含有量基準)
    •  原地盤の地耐力試験
      (平板載荷、スウェーデン、静的コーン貫入試験)
    •  安定処理土の配合試験
    •  土の一軸圧縮強さ
    3施工計画(初期)
  • 4施工計画(中期)

    施工中

    •  フレッシュコンクリート試験(スランプ、フロー、空気量など)
    •  硬化コンクリート試験(圧縮強度、曲げ強度など)
    •  推定単位水量試験
      (静電容量法、高周波乾燥法、エアメータ法、RI法連続測定)
    •  鉄筋継手部引張試験、超音波探傷試験(UT)
    •  鉄骨溶接部の超音波探傷試験(UT)
    •  マスコンクリートの温度計測
    •  各種ひずみ計測
    4施工計画(中期)
  • 5施工計画(後期)
    •  各品質管理報告書作成
    5施工計画(後期)
  • 6施工計画(後期)
    •  空気中化学物質の濃度測定(F、VOC)
      (アクティブ法、パッシブ法)
    •  壁、開口部の遮音、騒音測定、床衝撃音測定(D値、L値)
    •  鉄筋探査(電磁波レーダー法、電磁誘導法、X線透過試験)
    •  リバウンドハンマーによる反発度の測定
    •  2点法弾性波による強度推定
    •  コアボーリング強度、中性化・硬化コンクリートの塩化物含有量試験、鉄筋間隔など
    •  ひび割れ調査(クラックスケール、超音波法)
    •  あと施工アンカーの引張試験
    •  磁器質タイルの引張試験
    5施工計画(後期)